【バイオ燃料】生物由来の燃料。化石燃料は含まない

トウモロコシや大豆から作るバイオ燃料の問題点は、既に何度か指摘しているが、依然、世の中では期待するところが大きい。アメリカの大統領選挙でも、トウモロコシ農家を前に、燃料利用の重要性を候補者が語っていたりする映像が流れたりする。

今日のニュースに、バイオ燃料のエコ度を調べた論文がサイエンスにでたという記事が流れている。原文のPDFもここから入手できる。ここでは、大豆やトウモロコシは最悪で、最も優れたバイオ燃料は、リサイクルされた食用油と、草および木由来のエタノールとしている。穀物市場への影響を考慮すれば、大豆やトウモロコシはさらに悪くなるとのこと。当たり前の結論である。

さて、今年の国会はガソリン国会とのこと。焦点は暫定税率を廃止するか継続するか。福田総理は「温暖化対策としても、燃料への課税低減は国際社会の理解を得られない」とのこと。まあ、それはそうなのだが、なんと消極的な理由だろうか。何年も前から言われているので、やや狼少年の葉になってしまっているが、いずれ、いずれ、原油の生産量が頭打ちになる。既に頭打ちになったとのオイルピーク論もあるが、いずれ頭打ちになるのは確かであろう。途上国の石油消費も激増しており、石油の価格上昇トレンドが、若干の変動はあるにせよ変わらないのも確かであろう。だとすれば、政治が行うのは、更なる石油高騰に備え、脱石油社会を如何に目指すのかというビジョンを示すことではないだろうか。軽々な減税は、備えを疎かにさせるだけで、将来「あれで気がゆるんで・・・・・」と後悔するだけだろう。

石油の値段は、投機原因説など需要増が原因ではないとの説もある。今後の景気後退で需要が減るとの憶測も流れ始めている。若干の上下はあろうが、石油が枯渇性の燃料である以上、長期的な選択肢はそれほどないように思う。

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