慰めの報酬

チェ 28歳の革命(監督:スティーブン・ソダーバーグ)★★★★

今の時代に何故「チェ」なのか? そんなエネルギーがふつふつとマグマのように若者に溜まっているのか? そんな時代性を考えながら、朝一番の映画館に入る。封切り間もないというのにお客はまばら。しかも観客の年齢層が高く、予想を裏切られる。70%位が50代以上という印象。時間帯のせいなのかよく分からない。

チェといえば、反体制のイコンというイメージが強く、知ってはいるのだけれど憧れとまではいかず、どこか非現実的な存在。それが僕にとってのチェだったのだが、少しイメージが変わったのが少し前に公開された「モーターサイクルダイヤリー」。南米を旅する若き医学生に小さくない共感を覚え、旅に対する憧憬を強くしたものだ。さて、映画であるが、時代を行き来する手法に好き嫌いはあるだろうが、ドキュメントタッチの撮り方としては悪く無い。ベルトロがどう見ても28歳には見えない、貫禄がありすぎるように思う。実際の国連での演説の写真は、才気みなぎる青年という感じだが、ベルトロはやや熟達した政治家という風。まあ仕方ない。



007 慰めの報酬(監督:マークフォスター)★★★

プロットが複雑で途中までちんぷんかんぷん。ああ、これは続編なんだ・・・・と気がつき、話が少しつながる。カジノ・ロワイヤルを見て予習した方が良い

もはやボンド映画ではなく、良くできたスパイ・アクション。よく考えればボンドはヘマしまくりなのだが、本人には自覚がないのか厚顔なのかそれを感じさせない。もう少し時間を長くしても、じっくりとしたプロットの方が良かった。これならボーンシリーズの方が良い。

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